麻薬ビジネスと鈴木孝幸

こんにちは、黒ムクナくんです。
タイトルを見ると、まるで鈴木さんが
麻薬を売っているように見えるよね。

まあ、そう見えるように書いたんだけど。
いかついおっちゃんだしね。

でも本当は、鈴木さんが
麻薬ビジネスから
人々を救った話をしたいんだ。

南米ペルーのアマゾンでは
昔から多くの農家が
とても貧しい生活をしていた。

お金になる作物が少なくて
生活のために
コカという植物を
栽培する農家が増えてしまったんだ。

コカはもともと
アンデスの文化にもある植物で
高山病の予防にも使われていた。

今でも首都リマの市場で
コカの葉っぱが売っている。

でもコカは
麻薬の原料として
問題になることも多い。

だからペルーでは長いあいだ

「コカ以外で農家が生活できる作物」

を探す取り組みが続いてきた。

そんなペルーにやってきた日本人がいる。
それが 鈴木孝幸さん。

 

今ではアマゾンに
東京ドーム46個分の農場を持つ日本人だ。

鈴木さんは東京農業大学を出たあと
ひとりでペルーに渡り
アマゾン地域で農業に
関わり続けてきた人なんだ。

鈴木さんが最初に目をつけたのが
アマゾンに自生していた果物
カムカム。

カムカムは
ビタミンCをバチクソに含む
小さな赤い果実。

でも昔は
ほとんど商品として
利用されていなかった。

鈴木さんは考えた。

「これを農家の収入になる作物にできないか」

そしてアマゾンの
貧しい農家と一緒に
カムカムの栽培を広げていったんだ。

カムカムが売れるようになれば

農家の収入が増える
コカに頼らなくても生活できる

そして

麻薬ビジネスの人たちは
ちょっと困る。

そんな未来につながるからね。

そして鈴木さんが
カムカムの次に目をつけた作物
それが 黒ムクナ。


農業は
一つの作物だけでは続かない。

土を守ったり
農地のバランスを保つために
いろいろな植物を育てることが大切なんだ。

そこでアマゾンにある
鈴木さんの AIPE農場 に
導入された植物の一つが
黒ムクナという豆。

つまりボク。

黒ムクナはマメ科の植物で

土を元気にする
地面を覆って雑草を抑える
農地を守る

そんな役割を持つと言われている。

だからAIPE農場では

カムカムと一緒に
黒ムクナを育てる場合もあるんだ。

そして黒ムクナは
栄養価がとっても高いので
ペルーでは高値で取引される。

だから黒ムクナも
カムカムと同じく

貧しい農民たちを
コカの栽培から解放し

麻薬ビジネスからペルーを救う
大切な作物になったんだ。

だから鈴木さんは
アマゾンではヒーローなんだ。


どうかな?
鈴木さんって
けっこうすごい人じゃない?

そしていい人じゃない?

見た目は鋭すぎる目つきをした
いかついおっちゃんなんだけどね。